ミニバス
こども成長記

  ミニバスケットボールで良いプレーヤーになるために
 
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子供のバスケットの上達に役に立ったものをあげてみます。
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■ 子供の歩み
逆上がりも跳び箱もできなかった子供が、どのように変わっていったかを紹介します。
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子供が迷わずにプレーするために気をつけたことを書いてみます。
親が教えない・プレーを褒める
NBAを見せない

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このサイトで使用している用語や、説明が必要なもの書いています。
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小学校3年生

同級生に対する意識

ボールミートは随分上達し、レイアップシュートは、指導者の教えを守りながら少しずつ良くなっていきました。

ワンハンドシュートもゴール下であれば、大分入るようになってきました。

ところが、そもそも動きが遅く、5対5などではボールをもらうことすらできません。バランスも悪く、ただ走っているだけなのに、なぜだかよく転んでました。

この当時は、上級生が少なく、試合に出る機会もゼロではありませんでしたが、同じ時期に始めた同学年の子のほうが上手で、試合ではその子が使われていました。

同学年の子は、チームに3人しかいませんでしたので、ウチの子は、そのうちの一人の同学年の子に先を越されたことが、大変悔しかったようです。

その頃から、ゲーム形式の練習になると、人が変わったようにボールに食らいつくようになり、そのおかげでボールにさわっている時間も長くなってきました。



両手を使ったプレー

3年生なってからは、指導者から、左手も使ってプレーするように、と言われ始め、コートの左サイドにいるときは、必ず左手でドリブル、シュートをするようになりました。ドリブルはまだましなものの、シュートは思いっきりすっぽ抜けてました。

誰しも、利き手と逆の手でプレーをするのは気持ちの悪いものです。逆の手で打つシュートなどは、最初はシュート感覚がつかめず、せっかくのシュートをする喜びも半減します。そのため、途中で逆の手の練習をやめてしまう子も少なくありません。

運動能力が高いと、利き手しか使わないバスケットでも、ごまかしでなんとかやれてしまうものです。しかしながら、
利き手しか使わない選手は、利き手サイドからしか攻めることができませんし、ステップを踏むときも利き手サイドに回りたがります。

このような選手は、ディフェンスの上手な選手であれば、利き手側と逆サイドに誘導するなど、容易に守ることができるでしょう。さらに、2線のしっかりしているディフェンスであれば、逆に利き手側に追い込むみ挟み込むなどして、完封することも可能でしょう。

また、逆の手でも、パスやスローイングができないと、パスコースを読まれてカットされる危険性も高まります。利き手しか使わないバスケットは、両手を使えるバスケットに比べて、攻撃力は半減してしまうのです。

この頃から、私は、
「運動能力でかなわないなら、両手を自由に使える選手になることが、この子の目指すべき方向かもしれないな」と思うようになりました。

現在は、左右の手をどちらも同じように使えることが、ウチの子供の最大の武器となったわけですが、こうなるまでには長い道のりがありました。



どうやって左手を使えるようになったのか

つまらない答えで申し訳ありませんが、
左手を使わなくてはいけない場面で、必ず左手でプレーすることを守り続けたことが、左手を自由に使えるようになった要因です。

日常生活でも、例えば、携帯メールを左手で打ったり、ワイシャツのボタンを左手でとめたり、ゲームの十字キーを左指で操作したり、繊細な動きを必要とする動きであっても、必要であれば特段意識せずに左手でできていることは結構あります。

私は、「いざというときは右手がある」という気持ちが、左手の上達を妨げているだけだと思っています。子供には「失敗してもいいから、左手を使うべきところで右手は絶対に使うな」と言ってきました。子供もそれを守り、失敗をひたすら続けながら、1年後には、ほぼ右手と遜色なく左手を使えるようになりました。

左手が使えるようになると、
プレーの幅が広がり、視野が広がり、コート上で使えるエリアが格段に広がります。できれば、その状態で、運動能力が伸び、試合経験をたくさん積むことができる6年生の時代を迎えられれば、6年生の間に急成長する可能性が高いと思います。



どんなときでも左手を使るようになる

回りから評価されている選手のなかで両手を使える選手は多くいますが、ここで絶対にシュートを決めてこなくてはいけないというプレッシャーのかかる勝負どころでも、逆の手も使える勇気がある選手となると、それ程多くはいないと思います。

しかし、
勝負どころでは、その選手がエースであれば、当然マークはきつくなり、難しいシュートが必要とされるケースが少なくありません。そういった場面でこそ、状況に応じてどちらの手も使えるようでないと、クラッチシュートの成功率は芳しいものとはならないでしょう。

どんな場面でも自在に両手を使えるということは、バスケットにおいて大変大事なことなのです。

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