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こども成長記

  ミニバスケットボールで良いプレーヤーになるために
 
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小学校6年生(その1)

少しずつ成果が表れ始め・・・

6年生になっても、技術、体力は向上しているものの、なかなか試合でそれらを見て取れるようにはなりませんでした。試合経験の少なさによる判断ミス、スタミナ不足、体の重さなどが原因でした。

5月になって初めての本格的な練習試合でも、相手チームのスピードについていけずに、散々走らされてのボロ負けでした。

それでも、6月の試合あたりから少しずつ練習の成果が表れ始め、ディフェンスを抜いてパス、シュートができるようになりました。特にディフェンス技術が向上し、多くの局面で相手の攻撃を止めることに成功し始めました。



手でやるディフェンスと足でやるディフェンス

ウチのチームは、足でコースを止めるディフェンスを徹底しています。そんなの当たり前じゃないか、と思われるでしょうが、
足で追いきれないところを、手で止めにいくディフェンスを行うチームは、びっくりするほど多いのが実情です。

また、手でやるディフェンスのもう一つの典型として、
片方の手の平を常にオフェンスの体に接触させてオフェンスを押し上げるようなディフェンスを、皆さんも見たことがあると思います。このディフェンスは、手の平の圧力で相手の動きをロックしてしまい、オフェンスの動きに大きな制約をもたらすものです。当然、ファールです。

ところが、この動作をファールとジャッジする審判は少ないのです。これは、
押していると判別がつきづらいことや、ディフェンスが上手いと言われているチームにもよく見られる手法であり、逆に良いディフェンスと誤解されていることなどが大きな原因と思われます。

しかし、決勝リーグなどでは、公認審判の中でもさらに上手な審判が笛を吹きますので、手の平をオフェンスの体に接触させるディフェンスの多くはファールとジャッジされ、
大事な試合でファールトラブルになる危険性があるのです。



ディフェンス力の向上

子供はといえば、ドリブルでボールを運ぶ選手はサイドラインに追い詰める、ペイントエリアで大きい選手を守るときは前をとらせない、ドライブインをしてくる選手には2線いるの方向へ追い詰めるかコースの真っ正面に入る、という動きができるようになってきました。

コースの真っ正面に入るというのは5年生のときから意識してやっていましたが、それ以外の動きは6年生になって初めて意識し始めたものです。マンツーマンディフェンスにおける2線、3線の動きもこの頃にできるようになりました。

さらに、
安易にクロスステップを使わずに、スライドステップで我慢して守れるようになってきており、身体を線ではなく面として使えるようになってきました。このことも、オフェンスを止められるようになってきた要因です。



急激な成長

夏には、大きな大会を目指して、強豪チームと対戦することが多くなり、勝ったり負けたりを繰り返していました。

その頃には、ウチの子供は体もほっそりしてきて動きもかなりキレており、右手より左手のほうが器用なくらいに両手も使えるようになっていました。

また、私と毎日のようにリビングでやっていた、ゴムボールを使った1対1のおかげで、ボールキープ力が飛躍的に上達していましたので、強豪チームのプレッシャーの強いディフェンスに対しても、全く苦にすることなくプレーをすることができていました。

ボール運び、パス、シュートと、プレーの全般に絡みはじめたのもこの頃で、自然とマークもきつくなってきました。

今まで、さまざまなことを覚えてきながらも、すべてイマイチだったプレーが、6年生になって全体に底上げされて、急激に変わっていく子供の姿を見て、今までやってきたことは間違いではなかったんだな、と改めて感じました。

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