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こども成長記

  ミニバスケットボールで良いプレーヤーになるために
 
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ゴムボールで練習

ミニバスケットボールは、直径 約22cm、重さ 約500gの5号ボールを使用します。

このボールは低学年には重たく、ボールを持ったままでは、自分のイメージではこう動きたいと思っても、なかなか思うように動くことができません。
そこで、このゴムボールが威力を発揮します。





とにかくゴムボールで遊ぶ
子供が3年生になったときにこのボールを買い与えてからは、毎日、リビングのドアの上の部分をリングに見立てて遊ぶようになりました。

最初は動きもメチャクチャで、ドリブルもせずにただ突っ込んでいってシュートするだけでしたが、4年生になるころには、上手な6年生の動きを再現してみたり、自分なりのアレンジを加えてみたりと、かなりバスケットの動きになってきました。

私も時間のあるときは、その狭い空間で、子供と一緒に1対1を繰り返し繰り返しやりました。子供も、私にボールを取られまいと必死に動き回っているうちに、6年生になる頃には、ゴムボールでのドリブルスキルも飛躍的に上達し、私が本気でスティールにいっても、ほとんどボールを取ることができなくなっていました。

そして、その時期には、5号ボールも普通に扱える体力がついてきており、リビングでの動きが、そのままコートで再現できるようになっていました。



イメージした動きを体に覚えさせる
子供たちは、学びの達人ですから、目で見た動きを、そのまま頭の中でイメージ化して自分のものにしようとします。

ところが、最初は、
ボールは重たく、リングも高いので、イメージ化はできても、ボールを持ったままではイメージどおりの動きができません。体力がイメージに追い付いてこないうちは、その動きを自分のものにすることは困難なのです。

また、バスケットの動きは、イメージができても一朝一夕で会得できるものではありません。同じクロスオーバードリブルでも、切り返す瞬間の一瞬のタメ、体重の乗り、振りの大きさ、緩急のつけかた、というさまざま微妙な味付けの違いで、威力の全く異なるプレーになることは、バスケットをやられている方なら誰でも感じていることと思います。

イメージができているのに、体力がついてくるまで、このようなバスケットの繊細な動きを覚えさせないのは、時間がもったいないと言わざるを得ません。
軽くて自由に動けるゴムボールで、イメージ通りの動きを早めに体に覚えさせることをお勧めします。



注意しなくてはいけない点
ゴムボールで遊び始めた当初は、自由に動ける嬉しさから、動きもデタラメになりがちですが、できるだけ自由にやらせることが大事だと思います。特に男の子であれば、遊びの延長で難しいプレーを覚えていくことも多いと思います。

私の子供も、ゴムボールで遊ぶ過程で、ダイナミックな動きを覚えたり、ディフェンスがスティールしにくいクロスオーバードリブル(通常のボール軌道より下の軌道でクロスさせる)を身につけたりと、教えていない動きを勝手に身につけていきました。

ただ、あまりにもバスケットと掛け離れた動きをし始めたときは、軌道修正も必要です。私は、そうならないように必ず一定のタイミングで、シェービングドリルなどをゴムボールを使って復習をさせていました。 
 


ボールの重さの違い
ゴムボールの軽さと、5号ボールの重さとの違和感がプレーに悪影響を及ぼすのでは、と不安に思われる方もいるかと思いますが、結果的にその心配は全く要りませんでした。

私も最初はそのように思
っていましたが、そもそも子供は成長するにつれ、どんどん力がついてくるものです。同じ5号ボールを扱っていても、力加減の調節は常にしているものです。



運動能力の高くないウチの子供が、小学生のうちに一緒に始めた他の子より遥かに多くのことを覚えることができたのは、間違いなく早い段階での、このゴムボールの遊びがあったからです。

是非試して見てください。
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