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こども成長記

  ミニバスケットボールで良いプレーヤーになるために
 
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練習メニュー

バスケットボールの練習メニューは無数にありますし、その練習メニューの重要性は、チームや選手によっても違いますので、重要性について優劣をつけることはできません。

ここでは、
小学生にとって非常に重要な練習メニューでありながら軽視されがちなもの、ウチの子供にとって効果が大きかったものなどを取り上げていきたいと思います。また、皆さんから教えていただいた上達に効果のある練習なども紹介していきたいと思います。

※ちなみに、ここで使う用語は、日本バスケットボール協会エンデバー委員会が作成している「エンデバーのためのバスケットボールドリル」で使用されているものを使用します。



ボールキャッチ時のステップの練習(シェービング・ドリルなど)

素早く正確にできれば、おそらく得点に対する貢献度が最も高い動きにもかかわらず、多くの選手に軽視されているものがこれです。

ボールをキャッチした選手の次なる動きは、シュート、パス、ドリブルに大別されますが、キャッチ後、それらの動きにスムーズに移行するための潤滑油として必要となるのが、ステップ(ピボットの一種)のスキルです。

ボールキャッチした瞬間というのは、ディフェンスもまだ構えを取りきれていない状態ですので、そのタイミングを利用して相手とのズレを作り、ひいてはアウトナンバーを作り出すことが必要です。そして、その
「ズレ」を作り出す作業が、このボールキャッチ時のステップなのです。

このステップがマスターできるかできないで、その選手のバスケットボールのプレーの質が全く変わってきますし、チーム全体がこのステップをマスターしていれば、プレーの展開が早まり、アウトナンバーのままアーリー・オフェンスで攻めきることが可能となるのです。

ところが、このスキルを軽視し、一旦ディフェンスの真っ正面に立ち、スピードやドリブル技術でディフェンスを抜き去ろうとするプレーがミニバスには横行しています。その、ディフェンスの真っ正面に立つという一瞬のプレー停止状態により、シュートやパスのタイミングを逸してしまううえ、相手が運動能力の高いディフェンスであれば、ズレを全く作れずに潰されてしまうのです。

うちの子供も、この動きを覚えてからは、ズレを利用して、運動能力に勝る選手たちを相手に戦えるようになりました。必須の練習メニューだと思います。



フック・ショットのドリル(マイカン・ドリルなど)

身長が160pのウチの子供は、ペイントエリア内でのプレーも多いのですが、当然、160p後半から170p台の選手にディフェンスをされることになります。ディフェンスに構えを取られている状況であれば、まともにシュートにいったのでは、ブロックされるか、よくてファールを貰うのが精一杯です。

どうしても得点したい勝負どころでは、
リングまでボールを届かせ、あわよくばバスケットカウントを貰える可能性も残したい、そんなシュートが要求されます。

フェイドアウェイ・ショット、ステップを踏んでシュート、フェイントからシュートと、選択肢はさまざまありますが、ウチの子供にとって最も得点の確率が高いのはフック・ショットです。

まず、フェイドアウェイ・ショットは体力的に無理があります。ステップを踏んでシュート、フェイントからシュートは、ゴール下の密集地帯ではブロック・ショットやスティールの可能性を排除することはできません。

もちろん、フック・ショットもブロック・ショットやスティールをされる可能性はありますが、以下の点から、他のシュートと比べてボールを失うリスクは低いと考えられます。
シュート時に、ボールをゴールの外側に置けること
片方の手をボール・プロテクションに使いやすいこと
高いアーチが出せること
反面、半身になって片手で打つことになるため、ワンハンド・ショットと比べて正確性に劣るシュートとなります。また、左右のどちらの手でも打てなくてはいけないため、習得には少なからず練習時間が必要です。

しかし、ディフェンスと10cmほどの身長差までなら、タイミングを考えなくとも、ブロック・ショットを心配することなく打つことができますし、ゴールに近い位置からのシュートですので、慣れてくるとさほど難しいスキルではないと感じられるはずです。

特にビッグマンがいないチームであれば、フック・ショットはできれば習得しておいたほうがよいスキルだと思います。
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